出版社内容情報
2009年。遺伝子操作から誕生した12人の超少年少女が研究所から脱走を図った。10年後、脱走者の一人である20歳の少女マックスは、仲間を捜すため、またこの腐敗した近未来社会との戦いをはじめる!
内容説明
二〇〇九年。あるアメリカ連邦施設から十二人の少年少女が脱走した。彼らは、戦闘マシンとして秘密裏に開発された遺伝子操作人間だった。十年後。脱走者の一人マックスは、十九歳の美しい少女に成長していた。彼女は、その超人的な身体能力を駆使し、連邦機関の目を逃れて、荒廃したシアトルに身を潜め、一緒に逃げた仲間の行方を追っていた。そして遂に、その一人、セスの居所をつかんだと思われたのだが…。巨悪との死闘に立ち向かうことになる一人の少女の孤独と友情、そして常につきまとう不穏な影と謎―ドラマではあえて描かれなかった驚愕のエピソードが、ついに、ヴェールを脱ぐ。
著者等紹介
コリンズ,マックス・アラン[コリンズ,マックスアラン][Collins,Max Allan]
シェイマス賞を二度受賞し、エドガー賞にもノミネートされた実力派作家。妻と息子と共にアイオワに住む
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
どんまいシリル
6
マックスがカッコよくて好きで、昔DVDで見いてたが、途中で終わっていたような。今回図書館で見つけて、楽しめた。といっても、内容はドラマより前の出来事のようで、アイズオンリーとマックスは出会っていない。続きを読めば、物語が完結するのか、気になる。2018/02/28
カザリ
3
海外ドラマのノベライズ。小説として読むにはつらいけれど、発想を変えて自分で無理に想像力を駆使すれば(笑)けっこう、おもしろい。不思議にドラマは見たことがないけれど、映像が浮かぶ、そんな話だった。文体が映像的というわけではないのだが。主人公にいまいち魅力が感じられないのは、ドラマのノベライズで、人物の動機の掘り下げがいまいちだからかなあ、と思った。とはいえ、むしろそのことから想像力がわいて楽しかったが。。笑2013/02/02
星嵐哀
0
『最終戦争』にまとめます。2004/12/05