内容説明
極秘任務でワシントンへ飛んだ英国秘密情報部の工作員ニック・ストーン。しかし到着早々に可不解な作戦中止の命令が下る。帰国前に近くに住むかつての同僚で麻薬取締局に勤めるケヴを訪ねると、一家は七歳の娘ケリーを除いて全員惨殺されていた。なぜか情報部との連絡も通じない。正体不明の追っ手が現れ、警察までもが彼らを追い始めた。誰が敵で誰が味方なのか？真実を求めるニックとケリーの過酷な逃避行が始まった―。元ＳＡＳ兵士の覆面作家が、圧倒的迫力と比類無きリアリティで描く超絶のサスペンス。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
對馬 正晃
3
なんか・・・これだけドンパチの少ないミリタリーアクション小説は珍しいですね。逃避行の中でＤＩＹ的に監視装置や妨害装置、果ては爆弾まで作ってしまうところは興味深かったです。まったくスマートでない格闘シーンもリアルでした☆2017/09/21
_apojun_
2
ストーリーとしては主人公が正体不明の誰かに理由もわからずに終われ、命を狙われるという良くある展開なのですが、スピーディーに話が進んでいくので、最後まで飽きずに読めました。ただ、ラストが想定の範囲内だったのがちょっと残念。後、主人公と行動を共にする羽目になった、少女の存在が際立っていて、これがなければ凡庸だったはず。2018/05/18
広中錫
1
+7 REMOTE CONTROL by Andy Mcnab 1997 細部に凝っているのはよいが、全体的な印象は残念かな。2017/08/19
Yoko Narano
0
ディテールの正確さ、臨場感のある濃密な描写がすばらしい、元SAS隊員の作者ですが、、、七歳の女の子もすごくリアルに描写されていた。実の娘を参考にしたのでしょうか。熊ちゃん。「リモート・コントロール」のタイトルの意味は最後にならなければ分かりません。えぇーー、それ七歳の女の子にやらせる？！ 二人の今後が気になります。2016/09/09
GAKU
0
冒頭で辞めた。2013/11/07
