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角川文庫
テキサスの懲りない面々

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  • サイズ 文庫判/ページ数 402p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784042701071
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

落ちこぼれ白人ハップ・コリンズは、鳥肉工場の見張り番として日銭を稼ぐ毎日。ある日、暴漢に襲われた娘を助けると、彼女はなんと鳥肉工場のオーナーの娘と判明。礼として大金と休暇を与えられたハップは、悪友レナードを誘いカリブ海クルーズへと繰り出した。だが、そんな幸運が続くはずもない。船に乗り遅れてメキシコに取り残された二人は、悪徳警官たちの襲撃に遭い、老漁師とその娘のトラブルに巻き込まれ、マフィアに目を付けられる羽目に…。最大のピンチにテキサスの仲間たちが大集結、かつてないスケールでおくるシリーズ最新作。

著者等紹介

ランズデール,ジョー・R.[ランズデール,ジョーR.][Lansdale,Joe R.]
サスペンス、ホラー、ウェスタンを書き分ける多彩な才能の持ち主。英国幻想小説賞、アメリカ・ミステリ賞、ブラム・ストーカー賞など数数の栄誉に輝いている。現在、妻、息子、娘、ジャーマン・シェパードと共に東テキサスに在住
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ずっきん

66
ハップ&レナードシリーズ5。兵役拒否って前科持ち、大学は中退ヒルビリー、ハップ、銃と共和党を支持する黒人のゲイ、レナード。二人はソウルメイト。もうこれだけでどんだけ美味しいことか。オールスターに加え、ゲストまで参加の一大エンターテイメントな仕上がりだった。揺れ動くハップが落とし前をつけ、一歩踏み出す!クソかっこいいぜ、ハップ!翻訳も最終巻、ストーリーも一段落といったところ。次の「Vanilla Ride」まで八年ほど空いているし。もう翻訳は出ないだろうな。これほど読みたいシリーズは中々ないというのに→2018/12/29

Ayah Book

20
ハップとレナードシリーズ6?作目。翻訳された中では最後の作品ぽいです。このシリーズは本当に好きで、今作も良かったのだけど、ラストのたたみ方はちょっとあっさりしすぎてびっくりでした。もし映画でこんな結末だったら、少しがっかりかも。。。途中まではメキシコに行ったり、死体もいつもより多め(え?この人まで??)で残酷描写も中々だっただけに残念に感じました。ランズデールさん、このシリーズやめたかったのかなと思ってしまった。ですが、キャラや会話などはいつもどおり面白かったです。2023/04/04

Ribes triste

16
ハップ&レナードシリーズ第5作。下品でお下劣で想像の上をいくストーリー展開がたまらなく好きなんですが、邦訳最終作。読み終えて続き読みたさに悶絶。もはや英語で読むしかありませんのねぇ。2020/09/22

GAKU

15
ハップとレナードこれが邦訳最後の第五作。回を重ねるごとに、下品さはダウン。アクション、ハードボイルド度はアップ。今回は過去の登場人物も多数集合。前作同様楽しく読ませていただきました。しかし、1作目、2作目あたりの方がこのシリーズらしいカラーが出ていると思います。陽気でお下品な二人が主人公だから暗い雰囲気はあまり無いのだけれど、起きている事件、描写等は、全作結構悲惨でエグイです。ラストのハップはカッコ良すぎ!とにかく楽しませてもらったシリーズでした。2015/06/30

icchiy

14
翻訳されているなかのハップ&レナードシリーズの最終巻。これは、やっぱり面白い! なんというか、ばからしい会話、お下劣、ありえないだろう、みたいな感じなんですが、独特な雰囲気と物語の進行にいつのまにかどっぷりと浸かってしまうランズデールマジックです♪ でも、ちゃんと締めはしっかりとしていて納得なんですよね~。巻末の解説者が書いてある通り円熟味の完成度の高さがこのシリーズに感じます。理屈抜きで面白いこと請け合い^^2016/11/19

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