角川ホラー文庫<br> ココ 〈下〉

角川ホラー文庫
ココ 〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 467p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784042658023
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

青葉麒麟

17
もうお腹いっぱいです。登場人物や相関図は大体把握出来たから良いけど、文字の大きさとか行間とか幻想的な雰囲気に若干食傷気味。もうちょい軽く出来なかったのかな?まぁ、そんな感じでした。2016/10/16

eirianda

5
ベトナム元兵士に共通する罪悪感(ハリーを除く)とそれを乗り越えられない諦めが、作品全般に闇のように流れている。能天気なアメリカンカルチャーに、このような要素があることを(日本人だけど!)嬉しく思うのでした。2014/11/10

hal0609

3
 読み終わって言えるのはホラーじゃないですね。ちゃんとしたミステリーでした。  上巻は読み方が分からなかったので(ホラーとして読んでた)時間がかかりましたけど、下巻は一気読みでした。  下巻ではココの正体となぜココになったかが明かされます。丁寧に読めばその正体は、上巻の終わりには見当がついていると思いますが、いかにしてココが生まれたかについては一番ホラーっぽく、その過程には圧倒されました。  でも印象的だったのはハリー・ビーヴァーズがとっても嫌な奴だったことですね(笑)。2014/03/06

ふくしんづけ

2
ココは幽霊のようである。彼らにとって、古き仲の人間、実態を伴って迫ってくる存在であるにもかかわらず。終幕に至るまで、ココは朧げな存在のように彼らの心に深く根を落とす。最後まで読んで、説明を念頭においてもわからない。どんな理由で、彼はその運命に導かれたか。哀しい。愛しい。そう、この感情は愛しいのだ。 キングと比べちゃうとパワー面で物足りないかもしれないが、終わりまで丁寧に重厚に書かれた文章である。それもそうだ。この作品はホラーとはまた少し違う。ジャンルで分けるとそうなるだろうが、俗なものとは。2019/10/24

ぴかり

2
登場人物の名前が複雑で、それぞれが複数持つニックネームも把握しきれず、スムーズに読み進めるのが困難でした。時系列が錯綜し、更にはそれに夢想が混じることもあり、ホラー小説というくくりにも関わらず、恐怖を感じるどころかストーリーを把握するので精一杯という感じでした。読むときは、電車の中等で細切れに読むのではなく、一気に読むことをお勧めします。2015/11/08

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