内容説明
香港のキャバレーの奥まった一室。血の海に転がる五つの死体の一つは中国副首相のものだった。床には、“ジェイソン・ボーン”の血文字が…。伝説の“暗殺者”がアジアに還ってきた!次に狙われるのは?暗殺者を操るのは誰か?その目的は?コロラド山中の地図にない建物。そこに集まった3人の男はすべてを知っていた。副首相暗殺、それは中国復帰を1997年に控えた香港をめぐる、ある陰謀の幕あけを告げるものだった。そして、暗殺者は決してボーンではない。彼らが創ったボーンは別にいる。偽者に対するには本物を―それが彼らの下した決定であった。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ケイ
113
香港で起こった殺戮。一瞬の衝撃的なものだった。そこからどんどん話は展開していく。前作を読んでいれば、ページをめくる手はとまらない。未読なら数十ページはなかなかややこしいかもしれないが、その後は一気に読めることは間違いない。マリーがコントロールしているようにみえ、本当に瞬時の判断力を持つ男か?と疑ってしまうけれども…。2016/11/19
カザリ
57
長いなあ、長いなあ。。笑。面白いんだけど、余計な描写が多すぎる。たぶん上中下巻あるんだけど、正直560P一冊ぐらいですっきりまとめたい。長いなあ。。風景描写から、移動、人物、とロングショットから入る冒頭。。それがシーンが切り替わるたびに始まるからなあ。。途中からはリズムもたせてほしい。。笑。。自分でやります。。はい。。2014/08/01
フジキン the 誤字ラ
2
面白いぞ!まだ上巻だけど、ここまではいい感じ!1作目よりもわかりやすい。中巻、下巻も同じような感じやったらいいな~。2014/05/22
kaikoma
1
仕事で100回以上は行った香港から始まる作品なので、入りやすかったです。相変わらずアメリカの作者らしい躍動的なアクションシーンが読み所の一つですが、長編だけに今回の作品は少し冗漫な感じも受けるかも知れません。2010/08/03
アッシュ姉
1
★★★★★
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- 和書
- 協同組合の名著 7