角川文庫<br> 消えたV1発射基地

角川文庫
消えたV1発射基地

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  • サイズ 文庫判/ページ数 375p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784042531081
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

第2次大戦中、ドイツはフランス国内に80カ所のV1発射基地を設けた。戦後その基地はすべて発見され、破壊された、とされている。元ドイツ空軍の伍長にして熱烈なヒトラー崇拝者であったラウターが、V1発射基地が実は81カ所あったと知ったのは1955年のことだった…。1978年12月、ロンドンの一画で爆発事故が起きた。ガス爆発かIRAの爆弾製造のミスか、と思われた。だが保険会社の調査員ペラムが、現場で奇妙な金属片を見つけた。分析の結果それはかつてV1専用に造られた推進装置の一部とわかった。“誰かが第2次大戦をやり直そうとしているのか!?” ペラムは愕然となった―名手ケンリックが新境地を拓く冒険サスペンスの力作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

植田 和昭

10
V1に核弾頭を積んでロンドン壊滅を図るという話。面白いので1日で読んでしまいました。一見普通の人が戦争の決着をつけるという破天荒なストーリー。フランスでのV1号基地探しが興味深く、V1の試運転もよかったです。ケンリックという人の他の作品も読んでみたいです。2017/03/04

sro201

0
ラストどうなったのか、はっきり覚えていない。歴史に題材を取った陰謀物だと、勝負できると手応え感じたケンリックおじさん。日本の読者ばなれが決定的になった作品だね。

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