内容説明
一九五八年九月、ハーヴァード医科大学院の入学式。そこに集った新入生たちは、みな極度に緊張していた。ブルックリンの隣り合った家で兄妹のように育ったバーニーとローラはこの日、二人そろって医科大学院の門をくぐった。これから長い修業時代を経て、新入生たちは医学の未開拓地へと歩き出そうとしているのだ。行く手に待ち受ける困難の数々を、この日の彼らはまだ知らない。それぞれの医学生たちの愛と葛藤を描き出す、アメリカ“純愛”青春小説。
-
- 和書
- 解析序説 ちくま学芸文庫