感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
syaori
39
アクナートンは死に、内憂と外患を抱えたエジプトは戦乱の時代へ。この戦争と嘆きを繰り返す人の世とは何なのでしょう。アトン神の愛と平等の夢に生きたアクナートンとそれを説くシヌヘ。彼らの夢と理想と、力を求める権力者たちとが織り成すドラマのなかで、カプタやムティたち庶民の見せるしたたかな強さと愛情にどれほど力付けられたことか。この物語を通して、世界は結局変わりはしないのだというカプタの言葉には確かに納得する部分もあって、作者はこの色鮮やかな歴史絵巻で人の世の永遠の課題を示して見せていたのではないかと感じました。2017/07/07
saba
2
面白いので、また復刊してほしい。2012/07/24
まりみ
2
冒頭の章をフィンランド語と日本語とで交互に読みあった。不思議な体験だった。2009/06/28
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