内容説明
時は一九世紀。イギリスの片田舎で生を授かったオリバー・ツイストは、両親の顔も知らず貧民院に預けられ、貧困と厳しさに耐えて育っていった。やがて葬儀屋に引き取られるが、冷酷な人々の仕打ちは容赦ない。苦しみぬいた末、ついに彼は自らの足で、希望の町ロンドンへと向かう。そこでオリバーに救いの手を差し延べたのは、恐ろしい盗賊の一味だった―。無垢な少年の姿を通して、人間の良心と残酷さを描いた、文豪ディケンズ渾身の社会風刺小説。
著者等紹介
ディケンズ,チャールズ[ディケンズ,チャールズ][Dickens,Charles]
1812‐1870。イギリス、ポーツマス生まれ。イギリス文学史上とくに人気の高い小説家の一人。その膨大な作品の中には、ユーモア、ペーソス、アイロニーのきいた、鋭い観察に基づいた社会批判が込められている
北川悌二[キタガワテイジ]
1914‐1984。東京生まれ。東大英文科卒。旧制松本高校教員、東京大学、立正大学教授を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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