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内容説明
クリスマス・イヴの晩、ピップは、荒涼とした墓場で脱獄囚に出くわし、脅され、足枷を切るためのヤスリと食料を持っていく。その恐ろしい経験は記憶に深く刻み込まれるが、その出会いが彼の運命を大きく変えることになろうとは、誰が予想しただろうか。そして奇妙な夫人のもとで暮らす美しいエステラとの不思議な関係。ピップは数奇な人生を歩み始める。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Tomoko.H
5
再読。だけど前回読んだのは15年以上前なので、かなり新鮮に読める。とにかくがんばって読んだ記憶しかなかったけど、今回もやはりピップの日常(感謝を強いられるとか)には忍耐でもって読んだ。あと、文が読みづらいかな。でもいろんな謎により、読み進めていけるのも前回同様。2015/07/30
雨ヨ@感想後まわし;
3
ピップが上流階級と接触を持ったことから自分の現状に不満が湧いてしまったのか。それともピップだからなのか。階級意識が高いイギリスならではか? あとビティがすごく良い子だって分かっていながら高値の花を見てしまうあたりがこの年頃ながらだなぁと。そしてミス・ハヴィサムの強烈な印象。2011/03/22
山一工房
1
ジョウが結構いいこと言ってる。比喩がうまいなあと思う。2017/04/04
聡太郎
1
イギリス的なユーモアが合わないのか、少し文章が読みにくく感じた。お話については、謎めいた部分がありまだ何とも言えない。2012/03/06
カサブランカ
0
1,52013/06/09