角川文庫<br> 生かされて、生きる

角川文庫
生かされて、生きる

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  • サイズ 文庫判/ページ数 225p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041999011
  • NDC分類 721.9
  • Cコード C0195

内容説明

時代の流れがどう変わろうと、環境がいかに変化しようと、影響されない「自分の型」を持ちたい―。そのためには、より早く多くの失敗を積み重ねることも必要である。失敗を怖れずに、「自分の世界」を、自分で考え、探し当てること。それが、「持続する個性」、「叩かれ強い個性」を作り上げる。日本画壇の巨匠である平山郁夫が、迷い、悩み抜いた末に掴んだ「自分の型」。その道のりを肉声を通して生き生きと伝える、珠玉の人生論。

目次

第1部 生かされて、生きる(型に入り、型を破る;幅のある人生;晩節を汚さず)
第2部 日本文化のこころ 対談(司馬遼太郎;平山郁夫)
第3部 人生の師
第4部 玄奘三蔵に学ぶ 対談(松原哲明;平山郁夫)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mura_ユル活動

4
日本画家の故平山郁夫の考えと著名人との対談などをまとめている。芸大で本人がが驚いたことは自由に描きなさいと言われていたこと。学生に自由に描きなさいとは「より早く多くの失敗をさせるため」「自分の考えで描かせるため」。それにより自分の型を発見すること。日本人は年月を重ねた庭園に美を感じ、風雪に耐えた建築に美を覚える。「滅びの美」に美的なる感情を抱く。司馬遼太郎との対談も興味深い。2012/07/15

ヤス

0
平山郁夫さんの作品を見て感動できるのは、「技術ではなく文化がある」からだという事が分かった。勿論、技術的な面でも素晴らしいが、そこまで技術を高めさせたのが「文化」だと感じたということ。「人生のテーマ」を得た人の強さを感じることができる。2013/07/21

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