感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くまこ
5
再読。ワーグナーの楽劇『ニーベルングの指環』のストーリーを把握するのに最適なテキスト。絵のタッチは基本的に正統派の少女漫画で、キャラクターが可愛く読みやすい。「ラインの黄金」で、黄金から鍛えられた指環の由来が描かれる。指環は世界の支配を約束するが、所有者に呪いをもたらし、天上の神々と地表の巨人族と地下のニーベルングとの間で壮絶な略奪戦が展開される。そして「ワルキューレ」では、神々の長ヴォータンの娘ブリュンヒルデが、炎に護られ眠りにつくまでが語られる。2013/07/17
bluelotus
4
★★★☆☆ 先日のびわ湖ホールでの神々の黄昏の無料ライブ配信を覗いてみたものの字幕がないとさっぱり内容がわからないという事態に。手っ取り早く物語がわかるものとしてオススメしていただいたのがこの文庫本サイズのマンガ。欲にまみれた世界に「どいつもこいつも!」と叫びたくなるラインの黄金(笑)2020/03/16
Ikumi Kiki
0
オペラについて何か一つ漠然とでも知っておきたいと思い読んでみた。興味があるのに北欧神話に関する本はことごとく途中放棄してきたけれど、この本は分かりやすく頭に入り、更に面白い!同じ題材で松本零士、池田理代子、里中満智子といった大御所の作品もあるらしいので読み比べてみたい。2017/06/18
llll'
0
2013/02/24
さくらそら
0
片付け中に再読。北欧神話好きとしては楽しめました。2011/05/22