内容説明
あの竹中直人が熱く綴る、映画への尽きぬ想い、破天荒でひたむきだった青春時代、そして父親としての日常…。ページを開けば、そこには鬼才の原点があふれだす。今明かされる、その素顔とは。92年度「キネマ旬報読者賞」受賞エッセイ集を含む、著者初のエッセイ集、待望の文庫化。著者自らによるイラストも多数収録。
目次
セミとグレタ・スカッキ
I’m cold walker
トタン屋根ともんどりうつ心にエリック・セラ
ツポポポキーンと涙をぬぐうアンドリュー
あの眼、あの鼻、あのヒゲ、ああ、なんて官能的!
“愛”といえばリュック・ベッソン「アトランティス」
弥の明後日の「デリカテッセン」にはさまれた内藤洋子と材木座の3人の主婦
スペシャルな時間〔ほか〕