内容説明
正しい隠蔽工作、生涯賃金、ノルマ消化、オベンチャラの醜態から女子制服の話まで…。減点主義社会の銀行業界では、マジメに仕事をする奴よりもグータラ社員が得をする!?元・大手銀行勤務の「人事評価特A」のエリート行員がお固い金融業界を分析した、超過激な激辛エッセイの決定版!平成不況を“悪化”させる一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ユカ
8
もらいものの本で、15年くらい前の銀行の内部事情などが書かれた本です。お金の話は疎くてよくわからないんですが、そのほかの経験談はおもしろかったです。ご祝儀袋事件や辞表のお話は笑えました。くだらないところで本気になる上司が 、バブル入行組に出てくる悪役と同じで、銀行って見た目と中身が全然違うんのかなという疑念が確信に変わってゆきます(笑)。2013/09/28
ぱんぷきん
1
刊行から時が経ちすぎていて、時事ネタ関係はほぼ分からなかった(元々の合併前の各銀行を知らないので)。今では変わった部分もあるのだろうけど、銀行員の給料の高さに驚いた。貸しはがしやっておいて、この給料じゃそりゃ顰蹙買うよなぁ。生産性は全くなくて、仕事の在り方が現代とはまるで別物に見えてしまう。著者はそこを独自の口調で切り捨てていくスタイルで、それなりに面白くはあるけど、得るものは少ない。このシリーズは全部この調子なのだろうか?やはり時代性があってのヒットシリーズだと思うので、今からあえて今読む価値は薄い。2024/07/07
eye
0
★★初読、処分。 年前の出版なので古い話もあるし、伏字で出てくる銀行もほとんど合併で別の銀行になっているけど、銀行員のせこい話が満載で楽しめました。 つくづく銀行は疑ってかからないと・・・。2005/08/29
活字の旅遊人
0
やり過ぎ。