内容説明
作詞家として杏里とコンビを組み、数多くのヒット曲を生み出してきた著者。その中で最も人気の高い5曲をモチーフに青春の輝やきと恋のせつなさを繊細な筆致で描く。かすかな恋心を抱きながらも最後まで友達の関係を崩せなかった男女を描く『ボーイフレンド』、初めて人を愛する歓びと淋しさを知る『スノーフレイクの街角』、この広い宇宙で2人が出遭い求め合う神秘に心をふるわせる『SUMMER CANDLES』等、優しく心の襞に染み込む、ラヴ・ストーリー集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
湘子
1
何度も聴いたなじみの曲が素敵な小説になった。読みながら杏里の歌が頭の中に流れ出す。切なさが止まらない。2012/07/23
みみ
1
切ない恋愛短編集。悲しいとか虚しいとかじゃなくて切ないっていう言葉がほんとぴったりだと思います。2009/08/07
Sachi
0
素朴な感情が溢れています。切ないという言葉がぴったり。男の人に翻弄されながらも、強く前を向いて歩いていく女性の強さ。私にも欲しいな。2013/01/11
おびこ
0
大学の図書館で何となく手に取った本。5つの短編小説で、どの主人公の女も子もナチュラルな感じ。きっと女の子なら一度は感じたことのあるような情景が描かれている。どれも好きだけど特に私が好きなのは「Groove A・GO・GO」。読了後に優しい気持ちになれます!2012/08/09