角川文庫<br> 殺人よ、こんにちは―赤川次郎ベストセレクション〈7〉 (改版)

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角川文庫
殺人よ、こんにちは―赤川次郎ベストセレクション〈7〉 (改版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 256p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041879962
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報



赤川 次郎[アカガワ ジロウ]
著・文・その他

内容説明

今日、パパが死んだ。昨日かもしれないけど、私には分らない。そんなこと、どっちでもいい。何しろ私のパパは、仕事、仕事で、1年のうち半分は外国を飛び回っている。そんなパパをいわば子供らしく愛せと言われたって無理な話だ。でも私は知っている。本当は、ママがパパを殺したんだっていうことを…。父の死。莫大な遺産をめぐる争い。母の若き婚約者の出現。やがて、13歳の少女、有紀子に残酷な殺意の影が―。

著者等紹介

赤川次郎[アカガワジロウ]
1948年、福岡県生まれ。1976年、「幽霊列車」で第15回オール讀物推理小説新人賞を受賞し、デビュー。作品が映画化されるなど、続々とベストセラーを刊行。2006年、第9回日本ミステリー文学大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nemuro

48
思えば、本・読書とは無縁だった私が、沢山の本を買い続け、着実に読み進め“活字中毒者”を自認するに至ったキッカケは、たぶん赤川次郎。1983年から1度目の札幌勤務の頃、公私ともに列車での長距離移動が頻発(月に3、4回)。ほぼ北海道内の範囲だが、特急列車の車中にて片道2時間~6時間くらいを過ごすこととなり、食堂車や車内販売の利用だけでは間が持たず、サクサク読めると知人の勧めもあった赤川次郎ばかりを読んでいた。「昭和59年6月10日 初版発行/平成19年8月25日 改版初版発行」。多作なれど手抜きなし!を実感。2025/05/19

『よ♪』

47
なんともステキな表紙。今日、パパが死んだ。昨日かもしれないけど、そんなこと、どっちでもいい──ヒロインは13歳の少女、有紀子。お屋敷に住む令嬢。お得意のパターンと思ったら、正義感に燃えたりしないし危険に首を突っ込みもしなかった。勿論、殺人は起きるし危険にも合う。でも常にどこか淡々としてる。夏の海辺の別荘が舞台なんだけど、とにかく乾いてる。じっとりした日本の夏を全く感じない。気怠い午後、アンニュイな気分、デッキチェアにブルーハワイ。んーと…おフランス的な感じ?良い♪ラストシーンは──そっか。タイトルに納得。2021/03/05

かいちゃん

32
いくら女遊びが好きでも13歳の娘には手を出さないなぁー。こんなにお金持ちは周りにいないけど、こんなお母さんとか、聡美みたいな女の子ならいるわな。2019/09/11

波多野七月

15
〈これほど乾いて、残酷で、なおかつ美しい物語は珍しい〉解説にある、千街晶之のこの言葉が全てだろう。〈今日、パパが死んだ。昨日かもしれないけど、そんなこと、どっちでもいい〉この書き出しに出会った瞬間、読者は少しの好奇心と不穏な空気を感じ、やがてこの物語に引き込まれていく。亡くなった父、年下の男との劣情に溺れる母親とその恋人、金欠でだらしない叔父。やがて、夏の別荘で起きた第二の事件。誰もが、サガンの『悲しみよこんにちは』を浮かべるだろう。赤川次郎の初期作品にして、屈指のノワール青春ミステリ。2015/06/21

おだまん

13
これでカミュの「異邦人」の冒頭を知った小学生でした。 サガンの「悲しみよ、こんにちは」もこれに影響されて読んだ記憶。 だいぶ古いし、捜査にも色々つっこみどころは満載なのですが、作者さんの正義は貫かれているなと。懐かしかったです。2025/03/30

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