内容説明
星泉、17歳の高校二年生。父の死をきっかけに、組員わずか四人の弱小ヤクザ・目高組の組長を襲名することになってしまった!その直後から、泉のマンションが荒らされたり、殺人事件が起こったり…どうやら、行方不明の大量のヘロインを巡って、大がかりな抗争が起きつつあるらしい。泉は組長として、セーラー服姿で敢然と悪に立ち向かう!映画化・ドラマ化等で一世を風靡した大ベストセラー小説。
著者等紹介
赤川次郎[アカガワジロウ]
1948年、福岡県生まれ。1976年、「幽霊列車」で第15回オール讀物推理小説新人賞を受賞し、デビュー。作品が映画化されるなど、続々とベストセラーを刊行。2006年、第9回日本ミステリー文学大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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本屋のカガヤの本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
♡ぷらだ♡お休み中😌🌃💤
68
本日の「セーラー服の日」にちなんで読んだ1冊。本書は高校2年の星泉が父の死をきっかけに組員わずか4名の弱小ヤクザ目高組の組長を襲名したことによってセーラー服姿で悪に立ち向かう話。昔に観た薬師丸ひろ子主演の映画が面白かった記憶はあるが、原作は初めて読んだ。非現実的な設定だが小気味良い。泉親分の度胸のよさには惚れ惚れ。ラストの泉親分の機関銃をぶっぱなす姿はスカットする。「カイカン」という台詞は映画オリジナルで原作にはないのが寂しい。でも、テンポよく一気読み。2021/03/25
『よ♪』
58
「カ・イ・カ・ン」──て、言わないんだね。映画だけだったんだ。ボクの年代なら誰もが知ってるこのお話。表紙絵に惹かれて手に取ったんだけど、思ってた以上に面白くて、考えてた以上に夢中で読んじゃった。説明はいまさらかもだけど──。女子高生、星泉。突然の父の死に心の整理もつかないまま何故かヤクザの跡目に担ぎ出されちゃう。消えた麻薬を巡るヤクザ同士の争奪戦。ドタバタが楽しい♪危険な目に遭っても折れずに立ち向かう、泉のまっすぐなところが眩しいな。映画ではあまり感じなかったんだけど、しっかりミステリしてた。これは良作♪2021/02/19
GaGa
58
映画は観ていたけど小説では初めて読んだ。これは中々面白い。やはり小説を映画化するのって難しいんだな。映画では小説の良さがまるでいかされていない。他では「晴れ時々殺人」とか「いつか誰かが殺される」とかは映画を観る前に読んでいたので失望した記憶があるのだが(笑)これは機会があれば、どうぞ一読を。2012/08/10
nemuro
57
「昭和56年10月1日初版発行/平成18年9月25日改版初版発行/平成28年2月20日改版6版発行」。2016年4月「くまざわ書店函館ポールスター店」での購入。映画化(主演・橋本環奈)に合わせての表紙カバーで、下には中村佑介氏によるカバーも。「1978年10月、本作の刊行直前に『野性の証明』でデビューした薬師丸ひろ子は当時中学2年生。作中の星泉と同じ高校2年生となって主演した」とのこと。原田知世・長澤まさみの主演を含め映画・ドラマのイメージが強い作品だが改めての原作本はしっかり書き込まれていて実に面白い。2025/06/21
セウテス
55
薬師丸ひろ子の「快感」で有名な作品。森泉、高校二年生は父の死をきっかけに、ヤクザ目高組の組長を引き継ぐ事になります。その途端何かと不穏な出来事が、身の回りで起こり始めます。泉は組長として、セーラー服姿で悪意をもって向かって来るものと戦います。大人の童話等と言われましたが、女子高生がヤクザの組長というびっくりする設定に、スピーディーな展開とあっという間に読めてしまう手軽さが丁度良い作品です。機関銃を撃つシーンはスカッとしますが、ラストに「サヨナラは別れの言葉じゃ無くて~」の唄の意味が解る切ない作品です。2014/09/05




