感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
海猫
62
「神の救いの手」「使い走り」「最後の願い」「人質の歌」の4編収録の短編集。さすがの読みやすさでスルスルッと全話を楽しんだ。どの話も一見かなり現実的な展開で進む。ホラーとは思えない読み心地だが、途中でなんらかの怪異は起こっており、奇妙な読後感を残す着地をする。第二話の「使い走り」はパワハラで炎天下なのに長距離の届け物をさせられるサラリーマンを描く。今は毎日暑い時期なので気持ちが入った。第四話は銀行強盗が人質をとって立て籠もる内容で状況煮詰まり系の話。サスペンスとして面白いが終わり方はかなりの変化球で驚いた。2025/07/16
あなご
24
久しぶりに赤川次郎さんの作品を読みました。やはり赤川次郎さんの作品は読み易くて良いですね。会社、家庭、学校を舞台に小さな出来事をきっかけで起こる恐怖を描く短編集でした。現実でも起こりそうなことが題材になっているのが怖いです。2013/03/16
みさどん
19
一昔前、昭和の匂いがして、展開や謎が古い感じがした。霊的な存在が主人公の恨みをはらしてくれるって、あまりにもかけはなれているので、ファンタジー感さえあった。昔、赤川さんを楽しんでいた頃とは、読み手の自分が変わったのかもしれないな。2026/01/24
そのぼん
16
ちょっぴり毒のきいた4作品でした。 『使い走り』と『神の救いの手』がよかったかな。2012/05/18
kaizen@名古屋de朝活読書会
8
ホラー文庫が大嫌いです。 赤川次郎は,殺人などの恐い話と, 幽霊、死神などの不思議な話と 筋が通らない不条理な話が ないまぜになり,透明感のある女性の登場人物があらわれ, 解決へと進んで行くか、未解決で読者の想像をかきたてるか。 赤川次郎だけは,ホラー文庫が読める。 文学作品として。2011/08/16




