内容説明
結婚式を明後日に控えた小夜子は、独身時代最後の思い出にと友人達と羽目をはずして大騒ぎ。翌朝ひどい二日酔いで目覚めると、そこは見知らぬ屋敷の豪華なベッドルーム―しかも隣には白髪の老人が苦悶の表情を浮かべて死んでいた。その場は何とか逃れた小夜子だが、結婚式当日、大混雑の式場であの時の老人にそっくりな人物を見かける。老人は確かに死んでいたはずなのに、何故。小夜子の結婚式に招待されていた亜由美と愛犬ドン・ファンは、またしても殺人事件に首をつっこむことに…。待望の「花嫁」シリーズ登場。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
104
死にそこなった花嫁 と 迷子の花嫁 との2編。 亜由美と愛犬ドン・ファンの活躍が続く。 解説を作詞家の吉元由美が書いており,赤川次郎を神と崇めるか,師匠と慕うか,強敵として敵視するか,いろいろだということを感じた。 ひとまず神として崇めておいて,近づけたら師匠として慕い,追い抜けそうになったら強敵として敵視するのがよいかもしれない。 西村京太郎と2大看板で,売り上冊数の記録を更新しているらしい。 冊数が億を超えているのはこの2人との記事をみかけた。2013/05/13
chacha
16
花嫁シリーズ何作目かは?結婚前にハメを外しすぎた花嫁と無理心中をして死にそこねた花嫁が巻き込まれる事件を亜由美と聡子そしてドン・ファンが解決。けっこう亜由美が危ない目にあいます。でも、それはお話主人公は死にません(笑) 亜由美の父や母もなかなかのキャラです。このシリーズけっこう面白いので、はじめから読んでみたいなと思っています。2020/05/15
魔女のキキ
3
再読。花嫁シリーズ第8弾。「迷子の花嫁」結婚前に羽目を外したらとんでもない事態に。老人は本物?偽物?それとも幽霊? 「死にそこなった花嫁」7年前に心中して自分は生き残り相手は死んだはずだか結婚まじかのある日その彼から呼び出しが。最初から怪しげだった三上が最低すぎた。2022/06/19
鑑真@本の虫
3
花嫁シリーズ。懐かしいなぁ。もう全然覚えてないや。2010/01/01
marina
2
結婚前夜、独身最後の夜だからって盛り上がりすぎて変なことするのは気をつけようねって話