内容説明
17歳の新谷みゆきが、ある殺し屋の死をみとった日から、何かが動き出した…。「―殺したら?」たった一言の電話によって、みゆきの中で母への憎しみが凝縮されていく。それは、同じ17歳の田所佐和子からの電話だった。佐和子もまた、継母に殺意を抱き、自ら殺し屋に近づいた少女だった。佐和子の行動力に、みゆきはしだいに影響を受けていく。2人の女子高生の奇妙な友情と秘密の約束、揺れる心を描いた長編青春ミステリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おか
60
満員電車で向かい合った女子高生と中年の男、その男の職業は殺し屋。そして その彼が女子高生の目の前で、、、なんか悲惨な予感がしますよね( ◠‿◠ )でも まぁ 人は死にますけど そんなに悲惨でも無く ちょっとお色気があって最後は 赤川さんらしく ウィットの効いた終わり方^_^ これは自宅本棚から適当に抜いてきた本 姉の所に送ろう! 私 今日が5/31だと思っていたけど もう読メは全面的に6月なんですねT_T 今気がつきました。5月 8冊にしたかったなぁ.°(ಗдಗ。)°.2019/05/31
鍵ちゃん
9
17歳の新谷みゆきがある殺し屋の死を看取った日から、何か動き出した。「殺したら?亅たった一言の電話によって、みゆきの中で母への憎しみが凝縮されていく。それは同じ17歳の田所佳知子からの電話だった。佐和子もまた、継母に殺意を抱き、自ら殺し屋に近づいた少女だった。佐和子の坑道に、みゆきはしだいに影響を受けていく。2020/12/23
蕭白
8
意外なオチでした。2023/07/20
はやま
3
痴情のもつれ....。 殺し屋鳴海に人間味があって、面白かった。 2023/12/31
鑑真@本の虫
2
女子高生が目の当たりにする殺し屋。はて、どうなるか。2010/01/01
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