感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
goro@the_booby
48
主に「死」を題材にした手塚作品短編集。B・Jやどろろ、三つ目が通るなどのメジャー作品も含んでるけどそれ以外の短編もどれも手塚らしい。手塚が描く女性は皆どれも妖艶だけど哀しい運命を背負ってる。お気に入りは「猫の血」ラストが何ともいじらしくやるせない。「どろろ」からは「妖馬ミドロ」馬の親子を主人公に人の傲慢さを描きこれも胸を打つお話。恐怖は人から生まれ人に取りつくのだなぁ。2021/07/21
あたびー
31
だいたい読んだ話でした。…つまり手持ちの他の本に収録されていました😅2023/02/01
みや
8
表題作始め12編を集めたアンソロジー。怨み、無念さ、後ろめたさなど、誰もが抱く感情をモチーフにし、バラエティに富んだ恐怖譚に仕上げる手腕に唸らされる。面白い。2025/05/14
読み人知らず
6
手塚治虫のダークサイド。三つ目が通るはかわいいな。2013/01/15
cocon
4
・のろわれた手術 ・溶けた男 ・蛾 ・猫の血 ・妖馬ミドロ ・怪談雪隠館 ・夜の客 ・新・聊斎志異 女郎蜘蛛 ・ジャムボ ・寿命院邸の地下牢 ・深夜の囚人 ・新・聊斎志異 叩建異譚2016/02/06