角川文庫<br> 北極―イヌイット

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角川文庫
北極―イヌイット

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  • サイズ 文庫判/ページ数 203p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041828021
  • NDC分類 297.8
  • Cコード C0195

内容説明

カナダ北極―。どこまでも続くなだらかな丘と氷の、驚くほど単調な世界。そこに生きるイヌイットたちは、西欧文明の波に洗われとまどいながらも順応する一方で、何千年にもわたる狩猟生活の知恵を活かし、日々たくましく暮らしている。極北の世界を生きぬく、そんな彼らの日常生活、動物たちの生態、そして厳しくも美しい自然を、著者撮り下ろしのカラー写真と、ウィットに富んだ楽しい文章で紹介。北極カルチャー見聞録、第2弾。

目次

第1章 夜の季節と、昼の季節と
第2章 酷寒の才、超然の民
第3章 氷原の叫び、凍土のつぶやき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Ryuji

6
★★★★★またも再読してしまった。この本を読むのは何度目だろうか。世界の中で私が死ぬまでに一度は行って見たい所=北極圏・モンゴル。どちらもとても厳しい環境の場所であるが、そういうところだからこそその自然に憧れてしまうのだろうと思う。いつ見ても写真が素晴らしい!2015/10/26

Ryuji

3
★★★★★再々読!前回読んだのが2015年10月なので、約7年ぶりに読んだことになる。30年以上前に撮影された写真であるが今見ても素晴らしい。私もデジタル一眼を趣味としているが、デジタル一眼の場合撮影した画像が直ぐに見れてその場でシャッタースピードや露出を修正出来る。かなりの撮影枚数にだったろうと思うが、凄いなぁ~と思ってしまう。2022/06/26

rincororin09

2
昔から荒れ地の話が好き。特に寒いところ、高いところの話。 元の写真集は80年代後半の出版。今、イヌイットの地はどう変わったのか、あるいは変わってないのか…。2022/12/05

なおぱんだ

1
北極をはじめとする地球の辺境の地で、自然の美しい姿を撮影する写真家のフォト・エッセイです。北極圏に暮らすイヌイットたちの過去と現在、極北の地(海)に広がる美しくも広大な氷原、そこに生きる動物たち。文明社会に暮らす私たちに、大自然の厳しさと恵み、癒しを教えてくれます。特にここに描かれたイヌイットたちの生活は、文明と豊かさとは必ずしも同じではないという彼らの生き方を示していて、とても興味深いです。2012/01/04

Ryuji

1
★★★★★家の本棚にあった本の再読。写真家・佐藤秀明さんが北極のイヌイットの四季を追った本。何と言ってもまず北極の写真が素晴らしい!私も海・山が好きなので良く風景写真は撮りますが、こんな写真を撮ってみたい。しかもこの本20年以上前の本なので、カメラはアナログ・フィルムカメラ!20年以上前の当時でかなりイヌイットの人達は文明に冒されている様子が覗えるが、現在はどうなのだろう・・・。2014/08/15

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