内容説明
初めて好きになった日に私の中に生まれたもう一人の自分、プライドが高く、自己愛に満ちていた〈わたし〉。人に語りかけたつもりの言葉は、すべて〈わたし〉への問いかけだった。けれど、女である自分をありのままに受けとめた時、人を愛することができた。―心のありかを変えてくれた、たった一つの言葉。それがコミュニケーションの始まり。愛を知るまでの軌跡をたどる、書き下ろし10編を加えた真情のすべて。あなたへのエッセイ集。
目次
親愛なる…(女;汝;妙;如;婚;奴;安;姐 ほか)
もっと親愛なる…(知らないフリ;恥じらうということ;困った時の龍さんだのみ;花咲かおじさま;おもてなしの心 ほか)