内容説明
誰か教えて、カニ缶って、どうやって食べるの。正月休みだっていうのに、ひとりカニ缶相手に大奮闘。さてさて、その戦果はいかに…?「“勇気、根性、努力”が私の源よ!」本人は、いたって真面目(のつもり)。なのに(あるいは、だから?)彼女の行く所、事件続発。私達を摩訶不思議な異空間へといざないます。大好評「キリコのコリクツ」に続く、異色エッセイ、第2弾。巻末に、漫画家とり・みきとのただならぬ“イターイ”対談、おまけつき。キリコ・ワールドの強大な引力に、御注意。
目次
かにだら
やまいはきだけ
くすりにきをつけろ!
いんぼうにびっくり
キュリーしき
セイカクなせいかく
ユメはんだん
対談 みじかなところにケガびょうき(とり・みきVS.玖保キリコ)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
PUKO
2
文章は初めて読みました。キリコちゃんを内包したツネ子ちゃんがいました。。2022/02/25
ろびん
0
★★★★★
くりのしん
0
再読。2010/01/31
bunca
0
お店が開いていない年始にアシスタントが持ってきてくれたお歳暮、かに缶を苦心しながらアレンジし続ける「かにだら」の話が面白かった。「健康だけれど体が弱い」っていうのもわかる気が・・。2010/01/08
朱音
0
漫画でももちろんそうなんだけどエッセイも作者は目の付け所が違う、というか同じことでも切り口が違うとこんなに面白いのか、というか…こういうのも一つの「才能」なんだなあ、と感心。漫画家のエッセイ、というと有名なのはさくらももこ、なのだろうけど、私の好みとしてはこちらの方かな。巻末の対談、「みじかなところにケガびょうき」というだけあってちょこっと「痛い」ところもあるけど、とり氏のほほえましい家庭の事情なんかが出ていて個人的にうれしかった。2002/12/15