角川文庫<br> 新人だった!

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角川文庫
新人だった!

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  • サイズ 文庫判/ページ数 218p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041762196
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0195

内容説明

大学五年の春、原田青年は困っていた。父親の借金で実家は崩壊寸前。生活費を稼ぐために働かなくてはならず、小説家になりたくとも修業する時間もない。「コピーライターは儲かる」という友人の言葉に触発され、第一線のコピーライター事務所でアルバイトを始めるが…。次から次へと訪れる困難と襲いかかるパニックに耐えられるか!?爆笑、赤面の一年間がセキララに描かれた傑作、待望の文庫化。

目次

新人になれなかった
不思議、大好きだった頃
幸運が向こうから
新人になれたぞ
けれど恋に落ちて
私、こういう者です
アシスタントというお仕事
三尺下がって
転でなってない
さすが先輩
丸坊主にした理由は言えない
スタジオ入りしてみたい
もう一人の新人だった
新人は新人賞を狙う

著者等紹介

原田宗典[ハラダムネノリ]
1959年、東京生まれ。早稲田大学文学部演劇科卒。84年「おまえと暮らせない」で第8回すばる文学賞入選後作家としてデビュー。小説以外にも数多くのエッセイを発表し好評を博している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

gonta19

5
2007/4/28ジュンク堂住吉シーア店にて購入 2010/7/15~7/16 風邪を引きボーっとした頭でも読めるもの、ということで1年半ぶりくらいに原田宗典氏の「新人だった!」を読了。  原田氏の大学5年生当時の奮闘が書かれている。目的もなく留年し、コピーライター事務所でアルバイトをしている時代の仕事、私生活がつづられる。以前から書かれているように、ちょうど岡山から両親が夜逃げ?したときのことも生々しく綴られている。こういうエピソードは作家になってしまえば、いわゆるオイシイネタなのかもしれないが、当時2010/07/16

mami

3
◆図書館◆久々に読みました、原田さん。おもしろい!2013/06/07

kei

1
今自分は苦しい生活をしてる。心理学の本や精神医学の本も読んだ上で読み返した。涙が出て来た。こんなに頑張って生きてたら、薬にだって手を出してしまうだろう。擁護はしない。でも、応援はする。読ませる文章を書ける数少ない才能の持ち主だ。頑張れ!

天城春香

1
若い頃の苦労を買ったのだなあ。2013/02/22

Takashi Tokairin

0
久々の原田節2007/05/13

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