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角川文庫
凍土の狩人

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  • サイズ 文庫判/ページ数 248p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041753576
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

性欲の処理を出来ず勉強が進まなくて、二浪し今年も受験に失敗しそうな息子に、漆原病院院長夫妻は頭を痛めていた。夫妻は女性を誘拐して、セックス処理にあてがいだすが、誘拐した松葉尚子を誤って殺害してしまう。スキャンダルを怖れる夫妻は犯罪を隠そうとするが、なぜか死体が消えてしまう!一方、尚子の兄・松葉潤一の妻も、多摩川で殺された。容疑者に挙げられた男には、アリバイがあったが、小さな糸口から、二つの事件は交錯し始める…。性、金銭、名誉。現代の満たされない者達の、激しい欲望を描く森村誠一の都会ミステリ。

著者等紹介

森村誠一[モリムラセイイチ]
1933年熊谷市生。青学大卒。十年に及ぶホテルマン生活を経て作家となる。江戸川乱歩賞・日本推理作家協会賞・角川小説賞を受賞。推理小説の他、歴史小説・ドキュメントにも作風を広げている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あきまこ

3
書店では新刊(と云うのでしょうか…)がありました。ここを開いてあまりの読者の少なさに吃驚しました。読み終えてみると、各登場人物の心理描写が少なかったように思われました。しかし、読んでいる間はそんなことは疑問も物足りなさも感じることなく、自然に読み進めていました。それはもしかすると、アリバイ崩しに熱中させる罠に巧く嵌められたのかもしれません。火曜サスペンス劇場の雰囲気で、なおかつ、トリックやアリバイ崩しに重点をおく点は名探偵コナンを思い出させました。2017/12/01

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