内容説明
赤坂の高級クラブ「エル・ドラド」で日本最大の組織暴力団三矢組の組長が狙撃された。狙撃犯人は関西に勢力を張る極新会系雨飾一家の組員の大島岩男とわかった。三矢組では、直ちに最高幹部会議を召集して、極新会に対する報復を決議。一方、多摩川河川敷に男の死体があるという通報があった。死体の傍には、一個の「呼び子」が…。棟居刑事が執念の捜査で犯人を追いつめていく、人気シリーズ第3弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kmap
1
シリーズものだが途中で読んでも面白かった何気ない着眼点が解決のきっかけになる常にアンテナをはってないと気づかない所など良かった積本が減ったら他のシリーズも読みたい2023/04/25
からしれんこん
1
棟居シリーズは安心して読める。今回のはあまり棟居刑事が出てこない感じで、いつもと違う感があった。しかし相変わらず森村ワールドには多くの登場人物が出てくるから覚えにくい。刑事連中はシリーズを読んでいく事で覚えられたけど。でも今回は推理というよりはサスペンスの香りがした。2010/01/07
あーさー
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2時間ドラマでお馴染みの、棟居刑事が主人公の作品。さすがというか、手堅く読ませます。「棟居刑事の占術」も収録されています。2023/05/16