内容説明
修学旅行で韓国に行くことになった安城高校2年C組。草間えみりはネットで知り合った韓国の男友達アンジヌと会えることを楽しみにしながらも、小学校からの幼馴染みでクラスメートの松田明日香が参加できなかったことを残念に思っていた。そんな修学旅行のさなかにクラスメートの一人の携帯から聞き覚えのある着信メロディが流れる…。最後にして究極のサバイバルホラー!映画化原作。
著者等紹介
秋元康[アキモトヤスシ]
1956年東京生まれ。作詞家。中央大学文学部中退。高校時代から放送作家として頭角を現わし、その後作詞家として「川の流れのように」他ヒット曲を多数生む。京都造形芸術大学芸術学部教授に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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honoka
6
★★★☆☆学園ホラーは大好物だからか前作よりは好みだった。同級生が次々と死んでいくうちに余裕がなくなり、自分が助かるために友達を犠牲にするようになっていくシーンは人の醜さが存分に書かれていてなかなか怖かった。しかし過去の作品とのつながりはほぼなくなり、今までの謎も投げっぱなしで終わってしまって消化不良すぎる。これでFinalって全然解決してないのに酷い…。2021/04/26
さ~ち
5
修学旅行でのいじめの話。 よくあるホラー。2013/05/10
dotkawahagi_bk@だいたいホラー小説しか読まない
3
草間えみりは、明日香が一緒にこれなかったことを残念がりながら、修学旅行に参加していた。韓国での旅行にはしゃいでいたクラスメイト達。しかし、オリエンテーリング為にレンタルした携帯から、不気味な着メロが流れ始めた時状況は一変する。 着信アリの最終話。登場人物に関しては一新され、着信アリ、着信アリ2の設定を引き継いで全く別の舞台で物語が展開する。韓国に修学旅行に来ていた高校生たちが次々と死の着メロと共に送られてきたメールを受け取り死んでいく話。2019/07/25
ジャッカル佐崎
2
今回は学園ホラーとなり、「いじめ」という題材に加えて韓流ブームにもタダ乗り成功、かつ「呪いのメールを転送すれば死なない」というルールを生徒たちに周知させることで、友人関係や信頼をブチ壊す醜い押し付け合いも展開される。題材は見事なのだが調理の仕方がヘタなのかまったく怖くない。「いやぁ~」「ひぃ~」という断末魔も萎えさせてくれるし、投げっぱなしのラストも消化不良。美々子は結局どうなったの? あれだけ大暴れした信一は? 前作のリリーは無かったことになったの? スパムメールでパソコン落ちたりする? 2023/05/11
新井純
2
1と2は映画で観た事あったんで、ファイナルは小説で・・・ 感想は、まあ~満足度を参考に。。。2007/06/18