内容説明
由美が気乗りしないまま参加した合コンの席で、陽子の携帯電話が聞き覚えのない着信音で鳴った。液晶には「着信アリ」の文字。メッセージを確認すると、陽子の悲鳴のような叫び声が録音されていて、着信履歴には2日後の時刻と、発信元として陽子自身の携帯の番号が残されていた。そして、その2日後のその時刻。陽子はメッセージに残されたとおりの悲鳴をあげて不可解な死を遂げてしまう…。終わりのないチェーンホラーの誕生。
著者等紹介
秋元康[アキモトヤスシ]
1956年東京生まれ。作詞家。中央大学文学部中退。高校時代から放送作家として頭角を現わし、作詞家のみならず、CM・TV企画、映画監督としてもその多才ぶりを発揮
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
aax74370
27
★★☆☆☆ 図書館本。今更ながら読みましたが、リングの劣化版という感じwww 恐怖は感じませんでした。。。2も借りてるんで、一応読んでみます。。。 2015/02/28
桜📕のベルズ
14
夏といえば「ホラー」と思い、買いました。が、後味の悪いホラーは初めてでした。なんだか、事件も解決していないし、負の連鎖も止まらない、主人公もハッピーエンドじゃない。最後の終わり方にも、もっとホラー感が欲しかったなと、物足りなさを感じます。携帯電話をキーワードに、次々と死の連鎖が始まる場面がスピーディーで、さくさく読めました。元凶が恨みを持ってしまう背景のストーリーには、同情に近いものを抱きました。全体的には、もう少しホラーを付け足してもいいのではないでしょうか。2020/08/13
まこ
14
久し振りにホラー本を読んでみました。結局よくわからない場所が何個かあったけど、なんとなく怖かったです…2015/09/21
そのぼん
9
う〜ん、何だかなぁ。安っぽいホラーって感じがしました。軽く読めたといえば読めたんですけど、作品に深みが感じられませんでした。読みやすかっただけに、残念!2011/04/07
Porco
8
あの着信音をイタズラで入れられてとても怖かった記憶があり映画版は1,2だけ観たくらい。小説版は初見だが読んでて最終的には、作品自体というよりかこの頃からメディアミックス展開や物事を流行らせる手腕が恐ろしく上手いな秋元康となった。 (1/3)2023/08/11