内容説明
昭和7年、中国の東北地方にひとつの国家が誕生した、「満州国」である。それは関東軍によってつくられ、日本の生命線と称され、以後の日本の運命を扼した国家であった。そして13年後、ソ連参戦にともなう日本軍の崩壊によって、満州国もまた崩壊した。まぼろしの国満州国、その最期を、皇帝溥儀、関東軍、さらに最も悲惨を極めた開拓民を通して描く。
目次
ソ連参戦
関東軍の最期
皇帝溥儀
流亡の民
開拓団の人々
昭和7年、中国の東北地方にひとつの国家が誕生した、「満州国」である。それは関東軍によってつくられ、日本の生命線と称され、以後の日本の運命を扼した国家であった。そして13年後、ソ連参戦にともなう日本軍の崩壊によって、満州国もまた崩壊した。まぼろしの国満州国、その最期を、皇帝溥儀、関東軍、さらに最も悲惨を極めた開拓民を通して描く。
ソ連参戦
関東軍の最期
皇帝溥儀
流亡の民
開拓団の人々
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