角川文庫<br> はずれの記

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角川文庫
はずれの記

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  • サイズ 文庫判/ページ数 259p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041718063
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

内容説明

季節もののおいしさに知る口の福。仲秋名月にこめた祈り。気になる秋の抜け毛。五十五年後の級友の消息。秘境への旅の感動―。移りゆく四季を背景に、日々の心の機微を描いた珠玉随想の数々。加えて、人生最大のイベントとなった豪華客船搭乗や引越しなど、稀な体験の数々。創作の現場から、日常生活まで国民的作家の素顔に出会える待望の一冊。

目次

枝豆

抜け毛
時雨
椿
冬野菜
紅梅
夕ぐれ

日記〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

カリン

12
日記、雑記、随筆、エッセイ?日常の徒然を綴ったもので、パワフルな宮尾作品からは想像も出来ないが、やはり女流作家ならではの繊細さが垣間見える。2015/09/06

なにょう

7
なんか最近、作家の随筆ばかり読んでいる。で、物書きは体力勝負なんだとつくづく思う。で、宮尾さんは心臓が弱いだの身体が弱いだのおっしゃるけど。満洲から命からがら逃げ帰って、高知から一念発起上京して、あんだけの作品書かれて。還暦前後に家を建て変えるやら。パワフルな人だったんだな。豪華客船にも乗ったりさ。2015/08/23

ひろ

2
転居始末記、木の話がよかった。風呂に浸かりながら、ゆるゆると…。2014/12/19

1
小説はとても読み応えのある作家の随筆集 生まれ故郷の土佐の思い出もちらほら 感受性が鋭くちょっと神経が過敏な人だったような印象。2019/08/15

Ms.Gordon

0
2003-20042008/02/25

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