内容説明
土佐郷士の家に生まれた坂本龍馬は、ジョン万次郎からアメリカの文明について聞かされ、まだ見ぬ世界への期待に夢を膨らませていた。嘉永六年、親友の妹と結婚の約束を交わした龍馬は一年間の江戸遊学へと旅立つ。小千葉道場で剣術修行に励む一方、佐久間象山を知るなど見聞を広めるが、折しもペリー率いる黒船が来航し、外国の脅威を目の当たりにする。土佐では、思わぬ悲劇が待ち受けていた。等身大の英雄像に挑む歴史巨篇。
著者等紹介
津本陽[ツモトヨウ]
昭和4年、和歌山県生まれ。東北大学卒業。昭和53年、『深重の海』で第七九回直木賞受賞
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感想・レビュー
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kou
12
津本陽の「龍馬」を読み始めた。 司馬版とは全く違うが面白くなってきた。2015/11/21
みかりん
2
歴史物語読みたかったので、龍馬にしました。難しい言葉や、人物など、携帯片手に読んだのでかなり時間がかかったけど、2巻に続きます。2015/06/10
キミタン
1
坂本龍馬といえば「龍馬がゆく」を読んで終わりって…オイラもそうだったんだけど、セカンドオピニオンじゃないけどもう一冊読むことにしました。 司馬遼太郎があまりに大きいので、なんとか違うアプローチってことで、100ページ位までは力が入りすぎていて読みづらかったけど、それも過ぎれば著者のくせにも慣れてきて面白くなってきた。さあ、2巻目に向かうぞ!2015/09/10
そーた
0
昔読んだ事があった気がしたけど、まだ面白くはない。飛ばし読みー。2013/07/06