角川文庫<br> 鉄砲無頼伝

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角川文庫
鉄砲無頼伝

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  • サイズ 文庫判/ページ数 301p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041713181
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

1543年、鉄砲伝来。紀州根来の津田監物は種子島領主、時堯より譲り受けた鉄砲を量産するとともに日本最初の鉄砲集団を形成した。その数三千、精鋭たちの弾丸は、轟音とともに他を凌駕する。機を見るに敏、主をかえ、金銀財宝をほしいままにしつつ、凄絶な戦いの日々を生きた傭兵たち。群雄割拠の乱世に圧倒的な軍事力を持ちつつ、天下統一の野心よりも思いのままに生きることを選んだ男たちの自由奔放な生きざまを描く渾身の歴史小説。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぜんこう

18
鉄砲伝来の種子島から鉄砲を貰い受けに行く津田監物(紀州の雑賀の出身だが根来衆)のお話。 種子島への航海から先に読んだ「信長の傭兵」までのお話。 最初に鉄砲を集団で使ったんだから向かうところ敵なしの傭兵集団の根来衆。 でも根来に帰る際、お宝を奪いに来る泉州の盗人集団に苦労させられたのは意外。 雑賀衆を主人公に書かれた話もあるらしいので、機会があればそれも読んでみたい。2018/08/04

はらぺこ

9
津田監物率いる鉄砲集団の話。金で動く傭兵部隊の話が理由なのか当時の最新兵器の鉄砲部隊が強すぎるからか分からんけど読んでて熱くなれなかった。2010/03/21

好奇心

2
1543年、鉄砲伝来。紀州根来の津田監物は種子島領主、時堯より譲り受けた鉄砲を量産するとともに日本最初の鉄砲集団を形成した。その数、三千。精鋭たちの弾丸は、轟音とともに他を凌駕する。この時代の鉄砲の威力は想像できない程であったろう、戦略を持って、鉄砲と兵隊を縦横無尽に使いこなす、もし監物一族が天下取りの野心があったなら信長と天下の覇権を競ったのか知れない、考えると歴史が変わったかも、鉄砲はその後の世界の歴史、戦争を変えた兵器の知恵であった、遠方から敵を倒せる!! 2017/12/27

雪の行者山@加療リハビリ中

2
 和歌山のこのころの鉄砲隊の話は、「尻啖らえ孫市」しかよんっだことがなかったので、同類かと思ったけれど私にはこっちのほうが面白かったかな。津本陽にも雑賀衆の話もあるようなのでそのうち読んでみたい。2013/08/02

こうてん

1
鉄砲部隊が強すぎるくらい強いのは仕方ないにしても、イマイチ盛り上がりに欠ける。2013/09/05

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