内容説明
京都は歴史の町である。3百年の老舗というのも決して珍らしくない。その一つ、西陣の富川という繊維問題には、朝子、夕子の評判の美人姉妹がいた。その朝子が、葵祭の斎王代に決まった。葵祭の女王であるその年の斎王代に選ばれることは、京都の女性にとって、最高の名誉である。だが、祭当日、朝子は謎の怪死を遂げた。しかも妊娠4ケ月で。怖ろしい連続殺人事件の幕開けである―。華やかな京都を舞台に、本格トリックの女王が描く、古都ロマン・ミステリーの傑作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きのたん
3
【課題】これって当時上賀茂神社から「不敬!」とか言われなかったのかな。行く先々で知り合い(?)を見つけるが、観光客は一人もいないらしい。それか早朝?通報しても来るのは救急車ではなくいきなり警察。姉が死んで葬式の最中に犯人捜しを始める妹が、出てきた男2人のうちどっちと結婚するかひたすら悩む。中学ぐらいの時にキャサリンという探偵が出てくる話読んでそんなに違和感はなかったが、今は違和感だらけだ。だいたいこんなんで京都に行った気になると思うかーっ!2022/12/05
はぎはぎ
3
うーん、2時間ドラマっぽい筋書きでとてもよい。山村美紗については、実は本で読んだことがなかった。本書のみしか読んでいないので何とも言えないが、文章がさらっとしており、そんなに装飾的な表現はない。ストーリーの抑揚や思わせぶりな人物などはやはり映像向きかな。本で読むよりもテレビで見た方が楽しめそうな気がする。2022/06/27
ktuenriueyduaki
2
山村美紗2冊目。登場人物の多くが論理的であることを除いては論理性の展開は問題なし。序盤は登場人物の多さに戸惑ったが段々減っていき(笑)スムーズに読める!2015/04/01
もかすけ
1
狩矢さん、もっと頑張れ( ^ω^ ) いつも素人の後塵を拝してるやんか。2015/06/01
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