角川ホラー文庫
愛の怪談―現代ホラー傑作選〈第7集〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 273p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041704080
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0193

内容説明

人を愛するがゆえにこの世に生まれた恐怖―。怪奇と幻想に潜む“愛”に光を当てた異色のアンソロジー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KANEO

3
今回は高橋克彦編のホラー短編集。その名の通りに男女の愛をテーマにした作品ばかりです。『われても末に』と『妻を愛す』が予想外にSFチックだったのに軽く驚きました。『道化役』のなんとも言えない哀愁ある後味と、どんな苦境でも女の業捨てることの出来なかった女性の一生を描いた『金爛抄』も捨てがたいけれども、ベストは時空ロマンス的な『駒形通り』。三橋一夫氏は奇妙だけれど心温まるロマンスを描いてくれますなあ。2013/07/02

水月

3
これ、大分古い。幽霊になった男が好きになった女をさらいにいって……、じゃない話ばかりでした。ちっ、どなたかこんな話書いてくれないかな。2013/02/10

lyrical_otoca

0
面白かったけど「怪談」というより「愛」の不思議な話が多かったな〜という印象。面白かったけれども、澁澤龍彦の小説は難しい言葉を多用するな……笑と思った。王道のホラー作品は少なめな気がしたのが残念だった。ホラーというよりも変わった不思議な話が読みたい人のが向いている気がする。ホラー読みたくて読むとミスマッチ起こしそうな気はする。2025/06/30

ジャッカル佐崎

0
裏表紙の解説には「歪んだ愛が~」云々と書かれているが、恋愛ホラーと聞いて連想するようなサイコホラーは本書にはほとんど収録されていない。いずれも歪んだ愛どころか純愛であり、愛に運命を狂わされつつも、愛を貫き通した人々の奇妙な物語である。「ちょっといい話」かと思いきや、あまりに残酷なラストの突き落としっぷりが衝撃的な「金襴抄」、ネトラレものの大傑作「ウルフなんか怖くない」の2作が傑出しているが、収録作はどれも高水準。2023/05/25

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