内容説明
北海道の麻薬取締官・大塚に、ロシアマフィアと地元やくざとの麻薬取引の情報が入る。現場を押さえブツを押収したものの、運び屋であるロシア人は銃撃による重傷を負いながらも警官数名を素手で殺害し、町に消えた。犯人は逃走する際に1枚の絵を抱えていたという。男の行方を追う大塚はロシア人ホステス、ジャンナの力を借り、それがロシアの教会で100年にわたり封印されていたイコン(聖人の肖像)であることを突き止める。
著者等紹介
大沢在昌[オオサワアリマサ]
1956年、名古屋市生まれ。慶應義塾大学法学部中退。79年「感傷の街角」で小説推理新人賞を受賞しデビュー。その後、86年『深夜曲馬団』で日本冒険小説協会最優秀短編賞を、91年『新宿鮫』で吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞、94年『新宿鮫 無間人形』で直木賞、2004年『パンドラ・アイランド』で柴田錬三郎賞を受賞。10年、日本ミステリー文学大賞を受賞。ハードボイルド、冒険小説を中心に幅広い分野で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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はつばあば
56
最初の数頁は「あちゃ・・また読みにくい本だよ(^^;。」と思ったが、私の好きな大沢さんや今野さんにハズレはない。この本は今野さんを意識したようなイコンとホラーもしくはオカルトのような内容でした。百年も前に存在したカシアンが今の世の中の悪に対応できるだろうか・・。百年前のロシアには悪人が居ないのでカシアンは動物を殺した。次は伝染病を運んだ。さて今回甦れたが人より他に怖いものはない時代となっている。人間が悪魔や魔物より怖いとは・・どうしたものか・・と悩むカシアンを想像して下巻にいきます(#^^#)。2019/03/17
本木英朗
22
日本の現代ハードボイルド作家のひとりである、大沢在昌の長編のひとつである。北海道の麻薬取締官・大塚に、ロシアマフィアと地元やくざとの麻薬取引の情報が入る。現場を押さえるため万全の態勢で臨んだ大塚だが、ブツは押収したものの、麻薬の運び屋であるロシア人を取り逃がしてしまう――という上巻である。ハードボイルドも、北海道もほとんど知らない俺的には、ただただ読み返すしかないってば! 引き続く下巻に進みます、ハイ!!2025/11/26
まつじん
20
ミステリと思わせておいて怪獣小説???いや宗教小説なのか!作者の書きたいものがうっすらと分かりかけてきました。2011/01/10
ロッシーニ@めざせ正社員
19
超人的な力を持つ男を追いつめる話かと思ったら、なんとも予想外な方向に転がってますね。びっくりです。果たして、「カシアン」は次は誰に取り憑くのでしょう?下巻に続く!2013/07/30
007
14
オカルト色が強いのかな、と思いきやそうでもなく、でもやっぱり現代社会では信じられない事件が起きて…面白い。続きが気になる。2014/11/23
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