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角川文庫
天使の爪〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 560p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041671269
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

最高軍事機密ともいえる奇跡の脳移植者の存在を狙い、アスカにロシアとアメリカの魔の手が伸びる。アスカ捕獲のためにロシアが送り込んできたのは、もう一人の脳移植者“狼”だった。驚異の肉体に凶暴な精神を宿すこの殺人マシーンは、殺戮を繰り返し、異常な執念でアスカに迫る。日露米の情報機関、犯罪組織の思惑が入り乱れ、街に銃弾の雨が降り注ぐ…そして、闘いが沸点に達した時、アスカと“狼”はついに対峙する。

著者等紹介

大沢在昌[オオサワアリマサ]
1956年、名古屋生まれ。慶応大学法学部中退。79年『感傷の街角』で小説推理新人賞を受賞後デビュー。その後、86年、『深夜曲馬団』で日本冒険小説協会最優秀短編賞を、91年『新宿鮫』で吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞、94年『新宿鮫 無間人形』で直木賞、2004年『パンドラ・アイランド』で柴田錬三郎賞を受賞。ハードボイルド、冒険小説を中心に幅広い分野で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はにこ

52
ロシアの妄想暴走野郎、ヴォールク対明日香、仁王。ヴォールクが強すぎる。仁王もさすがに殺られるのではとハラハラしっぱなし。前回の麻薬組織を飛び越えて、ロシアやアメリカと国際問題に。スケールが壮大で、人が死にまくり。ラストは明日香の身が案じられたけど、やっぱり明日香は強いね。安心したー。2025/06/30

はつばあば

44
天使の爪は究極のラブストーリーだ。アスカの気持ち、アスカの目線で物語りの中へ感情移入。心が躍る、心が痛む。アスカシリーズを読まないなんてもったいなすぎる。それ以後の感想は皆様が・・・。2015/09/03

GAKU

36
もう後半はハリウッドの娯楽アクション大作を観ているようです。アスカと仁王に、SVR、CIAも入り乱れ、二転三転の展開。さらに、さらに、殺し屋ヴォールク(狼)はどんどん暴走して行くし、こいつはターミネーターか!?息つく暇もなく読み進め、気が付いたら読了でした。そして、単なるアクション大作ではなく、他の読友さんもレビューされてるように胸がキュンとなるラブストーリーでもありました。女性主人公だからと読むのを後回しにしてしまい、大沢在昌さん申し訳ございませんでした。 早く読んでおけば良かったと後悔です・・・・2015/09/19

ねこまんま

34
ロシアSVR、アメリカCIA、日本の公安がそれぞれの思惑で、アスカを、殺し屋を、脳外科医を取り合う綱引きが始まる。そこへ何?チェチェン人とか朝鮮系ロシア人とか、あまり知らない民族が出てきて、もうとんでもなくややこしい。そしてとんでもなく面白い。大沢作品は「新宿鮫シリーズ」「坂田シリーズ」「狩人シリーズ」と傑作ぞろいですが、この「明日香シリーズ」も全く引けを取りません。それどころかNo1かも?!アクションハードボイルドではありますが、私は究極のラブロマンスだと思うわ。超お勧め!絶対「牙」から読んでね。2015/07/22

25
面白かったぁ♪胸キュンキュンです、二人のこれからに幸あれ(^o^)お薦めです。牙から読むのは必須です。2015/08/05

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