内容説明
オーク・ヴィレッジとは、飛騨高山の近く岐阜県大野郡清見村にある工芸家たちの村の名だ。彼らはここで伝統工法をふまえた独自の工法で、木工、建築、漆、染織、籐などの分野の創作にはげみ高い世評を確立している。同時に、彼らはソーラー・システムの開発や水力発電の実験、さらに緑豊かな生活のための植林運動までもその生活にとりいれた暮しを実践している。本書は、「緑の思想」ともいうべき彼らのしなやかな理念と若者らしい大胆な歩みの10年間を自らがまとめたものである。
目次
第1章 グローバルからローカルへ
第2章 暮らしと四季
第3章 オーク・ヴィレッジへの道
第4章 さまざまなかかわり
第5章 オーク・ヴィレッジの工法
第6章 ローカルからグローバルへ
第7章 カルティヴェイト・ライフの提案