内容説明
読売巨人軍。これは単なる野球チームではない。時代の申し子であり、また時流が生んだ民度の鏡でもある。怒濤の昭和の渦中に花咲いた巨人軍を見つめることは、そう、我々自己の精神性を見つめることでもある。この世紀末に巨人軍を導くものは、もはや勝敗ではなく感動に違いない。なぜなら、平成の世に日本人が求めている回答がそこにあるからだ―。さて。時代の論客ふたりが叡知の限りを尽くし、分別の地平を超えて熱く冷たく激する巨人軍へのテーゼ。この書は、巨人軍のみならず、奈落へ堕ちた野球界の構造と、その幻想を支える５千万人ファンへの、痛烈にして慈愛に満ちた贈りものである。
目次
読売巨人軍再建のための建白書
平成元年のベースボール〈対談〉
感想・レビュー
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v&b
1
草野の文書は格調が高い。2013/12/10
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- 和書
- 正午 - 句集
