内容説明
探偵・沢田麻里のもとに若き上院議員リック・シンプソンの身辺警護の依頼が舞い込んだ。依頼人は知的で美しい彼の第一秘書ジーン・フェレル。プエルトリコ人との混血で、人種差別反対を主張するリックには脅迫が絶えないという。三日後ハワイに到着したリックをマリーは出迎えるが、その後、狂信的な白人組織から彼への脅迫状が届く―マリーはテロリストからリックとジーンを守れるのか？夢を追い続けることの大切さを感じさせる大人の恋愛サスペンス。
著者等紹介
喜多嶋隆［キタジマタカシ］
５月１０日東京生まれ。おうし座のＯ型。明治大学卒業。コピーライター、ＣＦディレクターを経て、第３６回小説現代新人賞を受賞し作家に。現在、湘南・葉山に居を構え執筆に励む
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おしゃべりメガネ
79
遂に「ブラディマリー」シリーズもラストとなってしまいました。今回のミッションは若き上院議員「リック」のボディガードです。クライアントは彼の秘書「ジーン」から。ハワイに到着した彼らの元に、謎の狂信的白人組織から脅迫状が届きます。「麻里」はテロリストからクライアントを守るコトができるのか。「リック」や「ジーン」には幼き頃に受けた境遇からの強い思いがあり、そんな夢を諦めず追い続けることの大切さを貫こうとします。長きにわたり、活躍し続けた「ブラディマリー」とも本作で残念ながらお別れとは、やっぱり寂しいですね。2024/07/09
しろうさぎ
2
お友達オススメの作家さんを初読み。とりあえず図書館でタイトルだけで選んでみた。ハワイで探偵業を営む沢田麻里（マリー）が人種差別反対を主張する政治家の身辺警護を頼まれ･･･。探偵マリーシリーズのようですがこの一冊だけ読んでも楽しめます。ハワイに行たくなるなぁ～2015/08/18
読み人知らず
1
久しぶりに死んだな～。うーん、愛情が別の方向へ行ってしまった。2013/01/29
Kenji
0
星4つ ブラディ・マリーシリーズ番外編その3 ハワイにきた上院議員の身辺警護の話2016/07/14
happy3939
0
ブラディ・マリーシリーズの続編だった！嬉しい！ホテルのＳＰから独立して探偵事務所をやっていたマリーに来た依頼は⁈2024/12/12
