角川文庫<br> ぼくとミセス・ジョーンズの夏

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角川文庫
ぼくとミセス・ジョーンズの夏

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  • サイズ 文庫判/ページ数 239p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041646342
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

博文は、湘南でボートに乗り出せずに困っていた若い女性を助け、惹かれ始める。しかし、彼女には夫がいた___。胸を衝く切ない表題作ほか2篇。

内容説明

「長く、曲がりくねった道…。そんな人生の方が、人間的でいいと思うの」と彼女はいった。大学1年の夏休み、湘南の葉山マリーナでバイトしていた「僕」は、ボートを出せずに困っていた枝里を助ける。親しくすればするほど、枝里に惹かれていく。しかし、彼女には米軍将校の夫がいた…。表題作「ぼくとミセス・ジョーンズの夏」ほか1編。湘南の海と海辺を舞台に、真摯に海と向かい合う人生を描いた青春ラブストーリー。

著者等紹介

喜多嶋隆[キタジマタカシ]
5月10日東京生まれ。おうし座のO型。明治大学卒業。コピーライター、CFディレクターを経て、第36回小説現代新人賞を受賞し作家に。現在、湘南・葉山に居を構え執筆に励む
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おしゃべりメガネ

74
タイトル作ほか1編の2編からなる短編集です。どちらもとにかく青春ど真ん中テイストが満載で、眩しすぎるくらいピュアな作風でした。タイトル作は少し年上の美しい人妻に恋した青年の話。結局二人はこの先どうなっちゃうんだろうと、気になりながらどんどん読んじゃいました。もう1つの話は喜多嶋先生作品にしては珍しく、ちょっとシリアスな展開に。それでもただただ暗い雰囲気だけが残るワケではないのが作者さんの手腕のスゴさです。どちらも若いうちだからこそ、自分のキモチにまっすぐ嘘偽るコトなく、相手にむかっていけるのがステキです。2024/05/26

読み人知らず

1
ヨット部の話が好き。この人の書く海の物語はいいんだよね。雰囲気がいいよ。海いきたい!!2012/09/30

Kenji

0
星3つ 不倫、略奪愛の話2016/07/03

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