内容説明
ロッキード裁判のヤマ場、「丸紅ルート」の第2審は、田中角栄の有罪判決で、第1審にひきつづき検察側の全面勝利で終った。しかし、勝った検察も目に見えぬ痛手をうけた。田中側の必死の防禦をうちやぶり、公判維持のため、優秀な人材と時間を傾注せざるを得なく、他の捜査面に空洞をきたすはめにおちいった。エース伊藤栄樹は、総長就任早々に、陣容のたて直しを迫られる。
目次
第1章 葬送
第2章 生きている疑獄
第3章 悪の輪舞
第4章 偽りの晴れ間
第5章 大いなる誤算
第6章 新しい検察
第7章 出発
ロッキード事件の起訴事実(要旨)
年表・日本の疑獄