角川文庫<br> 安保―迷走する革新

角川文庫
安保―迷走する革新

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  • サイズ 文庫判/ページ数 335p
  • 商品コード 9784041636053
  • NDC分類 319.8
  • Cコード C0131

内容説明

1975年、中国側は、訪中社会党代表団に提示した共同声明草案から、“反安保”の文字を消した。色をなして撤回をせまる代表団をしりめに、その後中国は、安保承認、自衛力保持に理解と大きく転換していった。中ソ対立を背景とした超大国力学の非情な対応であった。この時から社会党は、日中交渉の場に席を失った。それは同時に、非武装中立・反安保を基盤とする社会党外交の崩壊であり、国民の信を失う一つの契機ともなった。

目次

第1章 革新の苦悩
第2章 歴史のうねり
第3章 周首相が動く
第4章 ニクソンショック
第5章 流れは北京へ
第6章 舞台はまわる
第7章 何が変わったのか
第8章 新たな鼓動
証言 「安保」その後(安保世代はいま…;社会党の過去と現在は…)

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