角川文庫<br> 名将 山中鹿之助

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角川文庫
名将 山中鹿之助

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  • サイズ 文庫判/ページ数 441p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041633557
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

山陽・山陰11カ国を支配した出雲の戦国大名・尼子氏は、台頭する毛利元就の圧迫を受け滅んだ。逃れた遺臣たちは、山中鹿之助を中心に主家再興を誓う。急成長する織田信長に接近した鹿之助は、羽柴秀吉の支援を取りつけることに成功するが…。それから160余年後の江戸中期、京都・大徳寺に意外な人々が集い、鹿之助の末裔であることを公表した。その一族とは…?戦国武将の意地と誇りはいかに引き継がれたか。傑作歴史長編。

著者等紹介

南原幹雄[ナンバラミキオ]
1938年、東京生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。73年、「女絵地獄」で第21回小説現代新人賞、81年、『闇と影の百年戦争』で第2回吉川英治文学新人賞、97年、『銭五の海』で第17回日本文芸大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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BIN

2
滅んだ尼子家の再興を目指した「七難八苦を与え給え」で有名な山中鹿之介の物語。大国毛利に対して一時は出雲一国を奪うほどに将才に長けたところから確かに名将と言ってもいいかもしれないと感じた。特に1回目の再興はかなり詳細に書かれていてよかった。序盤、なんで商人の話が?と思ったが、その祖が山中鹿之介だという、こういう話があるのは非常に良い。2013/02/19

坂城

0
初っ端何の話かと思ったら成程。南原氏の話はタイトルになっている主人公だけで始まらない終わらないところが面白いと思う。秀吉と鹿之助の関係もなかなかいい。そして鹿之助の悲願を鹿之助が行ってきたのとは違う形で叶える、それがまたその形が毛利はなんとも言えない感じだな。ま、頼んだ側は知っていたけど。2011/05/25

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