内容説明
ポコラートとは「障がいのある人、ない人、アーティストが、核心の部分で相互に影響し合う場」という理念を示す名称。本書はポコラート全国公募展の第1回、第2回の受賞作品11点、第2回の入選作品約200点、いしいしんじの書き下ろしエッセイ、中村政人、椿昇、服部正のコラム、保坂健二朗の論考+年表を掲載。
目次
発展する未来の中国No.2(古久保憲満)
神さま(瀬尾ひろみ)
はし(武田拓)
日記(西山友浩)
魚宴(さかなうたげ)(渡邊大士)
無題(宮川佑里子)
頂上の街(森本孝)
無題(鶴川弘二)
美保さんシリーズ:パート1、2、4(平野智之)
ひと(鎌江一美)〔ほか〕
著者等紹介
保坂健二朗[ホサカケンジロウ]
東京国立近代美術館主任研究員。1976年茨城県生まれ。『すばる』や『朝日新聞』にてコラムを連載。滋賀県の新生美術館基本計画検討委員会委員、内閣府・障害者政策委員会専門委員、武蔵野美術大学非常勤講師なども務める
中村政人[ナカムラマサト]
アーティスト、東京藝術大学准教授、アーツ千代田3331統括ディレクター。1963年秋田県生まれ。「美術と社会」「美術と教育」をテーマに様々なアート・プロジェクトを進めている。2010年にアーティスト主導、公設民営のアートセンター「アーツ千代田3331」を立ち上げる。平成22年度芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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