内容説明
鶴賀百貨店はＬ．Ａ．支店のオープン三周年を記念してＬ．Ａ．からパナマ運河を越えフロリダに致る豪華クルーズを行うことになった。社長の関原英四夫妻・会長（先代社長・創業者）夫人も加わり三百人を上回る参加者の世話をするチーフコンダクターにＭ旅行社の牧野蘭子が指名された。蘭子の部下・上杉信吾、単身参加を申し込む長井美希子、さらに社長夫人に同行することになった駒沢佐知子―いずれも断ちがたい因縁を持った男女が、何物かに引寄せられるように、このツアーに集って来る。二万八千トンの豪華客船サンタクルーズ号は、殺意を満載して出航、アクアマリンの海を南下する。旅情溢れるミステリーロマン。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
F.トッティ
1
昔読んだ作品。図書館で発見し再読。 名作ですね。原点回帰。 旅情を味わいながらミステリーを堪能できました。 2015/11/19
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- 和書
- 心中天の網島詳解
