内容説明
時は関ヶ原の戦塵消えやらぬ荒廃の世。身の丈およそ二メートル、岩を削り取ったような剛健なる肉体に異形の大剣を背負って、旅を続ける男がいた。その男の名は万源九郎。鬼神の如き強さを誇る源九郎は、徳川方の刺客に命をつけ狙われることになる。忍術妖術入り乱れ、彼とその大剣を巡る壮大なる物語が音を立てて動き始める―。縦横無尽に歴史をぶった斬る、超弩級時代剣劇の幕が開く。
著者等紹介
夢枕獏[ユメマクラバク]
1951年、小田原生まれ。東海大学卒業。『上弦の月を喰べる獅子』で第10回日本SF大賞を受賞、『神々の山嶺』で第11回柴田錬三郎賞を受賞
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