内容説明
私立探偵・鴨田英作のもとに、名器ストラディバリを護衛して欲しいという依頼が舞い込んだ。所有者は世界的に有名なヴァイオリニスト、辻真理。ところが、彼女の凱旋祝賀パーティ当日に事件が発生した。辻真理が演奏を開始した途端、“ダーン”という大音響が響き、最上席の中央の紳士が夥しい血を流して倒れたのだ。凶器は被害者の胸ポケットにあった小型ピストル。果たして自殺か、それとも…。鴨田英作と犯罪捜査用スーパーパソコン『ゼニガタ』が活躍する表題作他、警視庁のキレ者・フグハラ警部の名推理を描いた作品を収録した傑作短編。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
涼
35
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2020/07/post-4a37d7.html2020/07/07
しんた
8
あまり感情移入できないキャラが登場する短編集。特に死線上のアリアの残念感。ジャンルは入り乱れているので暇つぶしになる。坂東眞砂子ぽいものもある。2021/05/04
よし
2
あれ…この本読んだけどどこに仕舞ったっけ…。パソコン探偵は地味に好きです。フグハラさんのは、ドラマ化がすっごく楽しみだったけど、なんか原作のイメージと違ってがっかりした記憶があります。
遠野藍
2
ほとんどは1度読んだ作品。本のタイトルである「死線上のアリア」が一番良かったかな。フグハラ警部もなかなか面白かったけど。こういうライトミステリは量産しやすい感じが。2011/03/12
ユキ
1
【再読】フグハラ警部を含む短編7篇。ユーモアミステリー色が強い。著者は短編が少ないため他にも収録されているものばかりだが、短編も面白くて好き。2014/12/08
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