内容説明
中学1年、春休みのことだった。ハイキング先の丹沢の山中で、ぼくらは偶然、「七福神」というどろぼう団のアジトを発見してしまった。電気製品など盗品の山を見つけたぼくらは、いたずら心と正義感にかられて、それらを貧しいお年寄りたちにバラまいてしまう。盗品をマルチ販売していた「七福神」の手口は悪どいが、7人のメンバーは間が抜けていて人なつっこく、ぼくらとの攻防戦のさなか、奇妙な友情が芽ばえ始める―。ぼくらは銀鈴荘のさよと巧みに連携プレイをして、プロのどろぼうをうならせるほど大活躍。スリルと冒険のぼくらシリーズ、9冊目、書き下ろし。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たるき( ´ ▽ ` )ノ
55
中学生のとき、好きだった男の子が読んでいたのがこの本。気になって自分でも読んでみたら、とても面白くて(*´∇`*)七福神、憎めないなあ♪2015/10/02
やなぎ
8
前の作品「学園祭」が中学3年だと思ったが、これは中学1年の春休みの話。回想しているといった「まえがき」があって少し戸惑った。作者が、もう少し中学のときの話を書きたくて、後から追加したのだろう。さよばあちゃんは、まだ元気。七福神という7人の泥棒の話。マルチ商法も、今となっては懐かしい言葉。年寄りが集まっていた店、10年くらい前にもあったなぁ。今でもあるのかな?。確か、七福神は後の方の作品でもまた登場するはず。上手く行き過ぎているけれど、中高生には痛快に感じられるだろう。65点。ラストで麻衣が初登場。2020/10/12
おくてつ
4
ぼくらシリーズ第9弾。 人気シリーズになって、中学卒業を前に中1の春休みを思い出して遡る。 この頃からISBNコードのバーコードがつく。2024/04/30
市太郎
2
初めて読んだぼくらシリーズ。私のぼくらライフはここから始まった。七福神が魅力的。宇野が活躍する。
ペコ子
1
時系列が違ってあれ⁉となったけど面白かった‼なんだかんだ七福神いいひとたち♪2018/08/07
-
- 和書
- 俊秀流川柳入門