内容説明
夏休みは「七日間戦争」、2学期は「天使ゲーム」を戦いぬいて、今は春休み間近の3月下旬。アメリカから来た転校生木下は、エイリアンというあだ名どおりの奇妙な男子だ。病弱であと3年の命、信仰心があつく、UFOを見ることができるという。木下に誘われ、UFO見物に行った英治ら中学生15人のうち2人が突然、消えてしまう。まるでUFOに連れ去られたように。…正義感と好奇心と友情のため、「インチキな大人」ととことん戦う中学生の、笑いと冒険の学園サスペンス。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たるき( ´ ▽ ` )ノ
49
シリーズ第3巻。UFOかあ…ちょっとついていけない感もあったけど、まあ続けて次も読もう!2015/09/30
とも
17
実家の本棚から発見。25年前、小学生の頃にドキドキしながら読んだ記憶を辿りながらの再読。内容は……まぁ子供騙しっポイけど(笑)懐かしさの方が勝り、オッサンとなった今でも楽しく読了。2016/08/12
Our Homeisland
14
図書館で借りて読んだ文庫版は表紙カバーが宮沢りえでした。中学生向けに書かれたのですから、それなりの中学生向けの内容でした。もっと、それぞれが、個性や役割分担が際立っていて、わくわくどきどきする内容だと良いのにと思いました。子供の頃から、西部劇荒野の七人が好きだったり、サイボーグ009などなど、何人かで冒険する活劇ものが大好きでしたが、この作品はシリーズが映画化されるほどに面白いのかどうか、ちょっと疑問でした。おそらく私が小学校の高学年から中学生だった頃に読んでいたとしても幼稚だと相手にしなかったと思う。2013/11/06
ココ
9
再読。ちょっと不気味で昔は怖いなって思ってたことを思い出した。でも今回感じたのは、わりとぼくらは追い詰められた状況にいたんだなと。最後は帰ってきたし、隠れていたと嘘をつくことで決着をつけるけど、一歩間違えたら危険な端を渡った気がする。嘘つきの大人に負けずに立ち向かうぼくらは好きだけど、やっぱり子供だから力不足な部分もあるな…なんて思った。英治、この時はまだ純子が好きなんだなぁ。練艦ブルースの替え歌は天野作詞だったんだ!初めて本物を聴いてみたけど、渋いな…。のちに歌い継がれるぼくらの名曲だよね。2020/04/22
りさ
9
時代を感じるけど、悪い大人をやり込める子どもたちの活躍が眩しい。いつまでも読み継がれる作品なのは納得。しかし、起こるのは遊びですますには非常に微妙なラインの事件だよなぁ。大人の起こす事件は完全に犯罪だし。警察出てこないのは違和感だけど、そこはご愛嬌、、なのか?ある程度の悪さは許されていた、そんな古き良き時代の歴史小説、みたいな位置づけなのかな。2013/08/11
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